かながわ県のやながわさん

YouTubeで「かながわ県のやながわさん」というカラオケ動画のチャンネルをやってます。歌うことも書くことも好きなので、好きなことはどんどんやってみようとブログも始めてみました。良ければお付き合い下さい。

リゾートバイト報告 第4弾 台風到来!

7月上旬、台風9号が沖縄地方を直撃しました。

沖縄、特に離島の人たちは台風情報に敏感です。

何日も前から

「○○日には多分フェリーが止まるさ」

という話題で持ちきり。

島に3軒しかない商店、その中でも一番品揃えのあるJAショップは早々に食べ物が買い占められてしまう。

出遅れると棚はすっからかん。

しかも台風=停電のこの島では、パンがすぐに無くなってしまう。

 

我々のようなリゾートバイトはガスレンジもカセットコンロもない。

あてがわれてるのは電子レンジと冷蔵庫のみ。

停電したら全てがアウトなわけです。

 

でもこの島でのリゾートバイト経験が長い人は停電も全然怖がってない。

生なんくるないさ、です(笑)

「カップラーメンは水を入れて30分くらいふやかせば全然食えるよ」

「私は全種類試したけど、やっぱりシーフードが一番よ」

とか教えてくれる。

 

「クーラーも止まるんですよね」

「そりゃそうさ。窓開けてうちわよ。まだまだこの時期ならそれで充分しのげるさ。」

「・・・・・・」

 

そんなこんなで迎えた、そろそろ明日からフェリーが欠航になるという日に

「あの・・・台風で仕事も休みになるなら、このタイミングで那覇に出たいんですけど」

とボス・ジュンコに言ってみた。

 

フェリーが欠航になれば当然客は来ないわけで、それでも台風対策とかの仕事はあるんだけど、渡嘉敷島に来て1ヶ月、そろそろ買い出しもしたいし、なによりWiFiが使えない状況なので楽天モバイルの申し込みをショップの窓口でやりたかったから。

 

楽天モバイルなら渡嘉敷島でも入るし、ギガ無制限で2980円くらいだし、SiMカードを入れ替えるだけだし、何年縛りとかの縛りも無いから、リゾートバイトの人にはオススメだという情報は、もうだいぶ前に仕入れていた。

 

「那覇に行って何するのさ。台風で那覇だって店舗は閉まるさ」

とジュンコは言うが、一発目で「ダメ」が出なかったという点に活路を見い出したオレは、楽天モバイルの件と買い出しともう1ヶ月も我慢してることの3点を強調して懇願。

 

「仕方ないねー、今回だけだよ!台風のたびに那覇に出られるなんて思わないでよ!」

と快く(笑)許可をもらい、やっと那覇に出られることになった。

 

「ホテルはとまりん近くのオリエンタルホテルがいいさ。古いけど安いし船が出たらすぐ帰って来れるからね」

とホテルの指示までされて(笑)、そのホテルへ電話したらなんと当日でも予約が出来て、そのうえ1泊4000円(税込)という破格の安さ!

おー!ジュンコ、グッジョブ👍

 

そして1ヶ月ぶりの那覇。

楽天モバイルでのSiM変更するのも滑り込みでその日のうちに済ませる事が出来て、

一番の目的を済ませて一安心したら、途端に腹が減った。

久しぶりに弁当以外のご飯が食えるのだ。

 

楽天モバイルショップが入ってるおもろまちのメインプレイスには色んな飲食店が入ってるけど、もう腹ぺこだったので目に入った「大阪王将」でラーメンと餃子とチャーハンのセットを。

3食弁当で、電子ケトルもない生活ではカップラーメンも食えないので、とにかく麺類が恋しかった。

久しぶりに食った醤油ラーメンは、それはもう涙目になるくらい美味かった😂

 

そして次の日は買い出し。

とにかく台風が本番になる前にミッションをクリアしておかないといけない。

まずは100円ショップ。

もうリストはだいぶ前から作ってある。

鏡、エコバッグ、時計、鼻毛バサミ、ふりかけ、石鹸、シャンプー、フルーツナイフ、塩キャンディー、味噌汁、爪切り、化粧水、お菓子、ライター、箸、洗濯バサミ、カップラーメンなどなど、100円ショップで買えるものは100円ショップで。

あとはマックスバリューやドラッグストアでコーヒー、ケチャップ、マヨネーズ、味噌汁大袋、味付け海苔、ふりかけ大容量、なめ茸、アロエジェル、目薬、歯磨き粉などなど。

 

そのうえバイト仲間からの頼まれ物などを購入したら、もうすでにリュックはパンパン😅

もう後は帰るだけ、にしてからが長かった・・・😣

 

台風はこれからが本番だし、那覇には何回も来てるから今さら観光でもないし、やることがない(笑)

ということで連日「まねきねこ」通い。

カラオケボックスなら風が強かそうが雨が降ろうが関係ないからね😉

 

結局、船が出るまで那覇に5泊も足止めを喰らいました。

もう3日目くらいから、車も人も多すぎる那覇の街に疲れ果てて

「あ~早く渡嘉敷島に帰りたい!」

とホームシックになる始末。

 

ようやく船が出るという情報が入り、出発の40分前には乗船。

「フェリー再開の日はものすごく混むよ」

と聞いてたので。

リュック重いし、1階の大広間で横になって帰りたかったから。

 

聞いてた通りフェリーが出発する頃には大広間は乗客で一杯。

早く陣取っておいて大正解~👍

 

海はまだまだ波が高く、出発したフェリーは揺れる揺れる。

でも寝転んで波に揺られていると、まるで空飛ぶ絨毯に乗ってる気分でめちゃくちゃ気持ちいい・・・と思っていたら気づいたら寝入ってたようで、到着間近のアナウンスで起こされた。

 

あー!ただいま渡嘉敷島💕

足取りも軽く、寮への道を歩いていくと、あれ?なんだか・・・景色が変わってる。

青々としていた草木がところどころ除草剤でも撒いたかのように枯れている。

寮の正面の山なんて一面茶色になってしまった。

 

後から聞いたら「潮枯れ」という現象らしく、台風の後には良くある事なんだとか。

「でもすぐに戻るよ。島の植物は生命力強いからね」

という。

強い生命力か。

それは植物だけじゃなくて、島にいる虫も動物も人間もなんだろうな。

島の子ども達、本当に元気で生き生きしてるし、のびのびしてるもんなー。

 

でも帰って来て困ったのはテレビが映らないこと。

渡嘉敷島全域が映らなくなってるらしく、去年の大型台風の時は、復旧まで1ヶ月かかったと聞いて目が点に。

 

でもテレビのない生活も、慣れてしまえば大したことじゃない。

静かな夜は虫たちの声が良く聞こえ、読書したり、バイト仲間と星を見に行ったりして(満天の星って初めて見た。星ってこんなにたくさんあるんだね。星空を見て綺麗だと思ったのは生まれて初めての体験)一見不便な生活もそれはそれで楽しめました。

 

ただ大好きな小林聡美の主演ドラマ「団地のふたり」が始まるのを楽しみにしてたのに、見られないのが残念だったけど。

でも先日、無事復旧してくれたので2回目は見ることが出来ました~🤗

 

こんな離島にも、小林聡美主演のドラマが流れてるという事実。

そしてそれをリアルタイムで目の当たりにしている自分、という現実だけで感無量。

やっぱりNHKで主役を張るって、それだけたくさんの人に見てもらえるって事なんですねー。

 

でも。

那覇から戻って来て何日か経つと、あれだけリュック一杯の買い出しをして来たはずなのに、

「あ~アレを買い忘れた!」

「アレを買って来れば良かった」

って事ばかり。

 

いま切実に欲しいのは、キッチン泡ハイターと入れ歯洗浄剤(笑)

 

あと、残念なお知らせがひとつ。

今回ジュンコのおかげで知ることが出来た1泊4000円のオリエンタルホテル。

たしかに古くて汚いけれど、どうせ寝るだけなら全然OKだし今後このホテルを常宿にしようと思ってたら、

「当ホテルは2026年7月末をもって閉館することになりました」

という貼り紙が😱

 

フロントで確かめたら

「建物も前から老朽化が目立ってたし、お客さんからもエアコンやら何やらクレームが多くてね・・・」

とのこと。

1泊4000円で泊めてもらっといて、そんな事でクレームつけるなよ。だったらお前がもっと高いホテルに泊まれや!と腹が立つ。

 

そして戻って来てジュンコに閉館の事を伝えると

「なんでよ!じゃあ次から私はどこに泊まればいいのさ。・・・ったくろくな情報を持って来ないね!」

と俺が怒られた。

 

那覇で食べたものたち

行きつけのフレンチ「ルフュージュ」

前菜の盛り合わせ

 

メインの肉!😋

 

ルビー食堂の大盛ランチ

 

今回見つけた絶品焼き鳥屋「串喜」

鶏の生レバー、食うべし!

 

やっぱりステーキは外せない

リゾートバイト報告 第3弾 恐るべしジュンコ

リゾートバイトを

「のんびりと遊び半分でバイトしてるんでしょ?金持ちの道楽だよね」

と思ってる人もいるみたいなので、今回はちょっと厳しい現実もお話ししておきましょうね。

 

オレの働き先はリゾートホテル。

そのメイキング(客室清掃)と運転業務(送迎、ゴミ捨て、貨物の引き取りなどなど)が自分に与えられた任務。

 

オレもね、軽く考えてましたよ実際。

遊び半分な気持ち、ありましたよ。

でも実際は毎日汗だくで、たぶん高校球児より汗を流してますからね。

夕方に寮に戻ったらクタクタですよ。

缶ビール1本飲んで、夕飯食ったらバタンキューの日もあるほどですから。

たしかに「金持ちの道楽」なのかもしれないけれど、かなり「過酷な道楽」ですよ。

 

まずメイキングのボス(女)がすごい。

年齢は65歳くらいかな?もう何十年もこのホテルのメイキングとして働いてるというベテラン選手。

その名もジュンコ。

 

このジュンコ、口を開けば文句しか言わない。

アレをやってない、やり方がなってない、前に言ったさぁ何度言ったら覚えるのかねぇ、シーツに汗を垂らすな、洗濯物の干し方が違う、モップのかけ方も知らんのか・・・などなど、よくもまあそれだけ文句が出てくるもんだと感心するほど一日中文句ばっかり。

しかもそのほとんどがオレを集中攻撃。

「オレじゃねーし。言われてねーし」

と思う文句が半分程度あるけれど、それを言ったら犯人探しが始まって仲間うちでギスギスしてしまうのもイヤなので、

「はーい。すみません!すぐやりますねー」

と返すのみ。

結果

「まったく!やながわさんは!」

という目で見られ、さらに標的にされることになる。

 

しかも。

ジュンコに指示されたメイキングの仕事をしてると、ちょくちょくフロントから電話がかかって来て

「送迎行って」

「ゴミ捨て行って」

「貨物の引き取りに行って」

と言われるので、そのたびメイキング作業を抜けないといけない。

するとジュンコから

「まったく!これじゃあ頭数に入らんさぁ(怒)」

と睨まれる。

・・・あのぉ、その文句はフロントに言ってもらっていいですかぁ?

 

働き始めて1週間くらいの時に、クーラーの壊れてる部屋で延々と、掛け布団に新しいシーツを入れる作業を全身汗だくになりながらやらされたのが原因だと思うんだけど、まだ暑さに身体が慣れてないこともあって熱中症(脱水症状?)みたいになってしまい、頭が痛くて痛くて大変で。

ジュンコにそれを伝えて、少しクーラーの効いてる部屋で休ませてもらったんだけど、その時も

「大丈夫?」

の一言もなかった。

「まったく!だからさー。あんなクーラーの壊れた部屋であたし達に作業しろって言う支配人がおかしいわけさ。なんにも考えてないんだからね!」

と、結局支配人への文句しか言わなかった。

てか、オレにその作業をやれって言ったのはジュンコ、あんたですけど?

 

しかもバイト仲間の女性が連休を希望すると

「アンタ達は遊びに来たんじゃないんだよっ!働きに来てるんだから連休が欲しいなんて甘えたこと言うんじゃないよっ!」

と怒り出す。

 

「えー?!でもオレだってそろそろ那覇に買い出しにも行きたいし、たまには連休下さいよー」

と言ったら

「日帰りで行け!日帰りで!」

とのたまう始末。

恐ろしやジュンコ。

 

でも、根っから悪い人でもない。

口は悪いけど、話せば分かるところもあるし、彼女なりにわれわれに気を使ってる所も(わずかだが)感じられる。

雑談でたまに見せる笑顔は(見ようによっては)可愛らしく、いつも笑ってたらもっとチャーミングなのにね〜と心の中で思ってる。

 

でもオレこないだ気づいたんだけど、朝から夕方までずっとジュンコに文句を言われ続けても全然仕事がイヤにならないんだよね。

毎日仕事に行くのが楽しみなくらい。

 

なんでだろう?と自分でも不思議に思って考えてみて思い当たったのが「直接言ってくれるから」なんじゃないかと。

 

直近まで働いていた福祉施設では、女上司のことが嫌いで嫌いで大嫌いで、それは向こうも同じ事で、お互い口もきかないくらい嫌い合ってたんだけど、その女上司がとにかく直接何もオレには言わない。

そして、オレのいない所でオレの文句を他の職員に話し、回り回って

「こんなこと言われてたよ」

と聞かされることになる。

それでまた腹が立って、ますます嫌いになる。

そんな職場で10年も働いたのもある意味スゴいけど(笑)

ヤツがオレを辞めさせたがってるのが手に取るように伝わって来るから意地でも辞めなかったってだけなんだけどね😆

 

だからジュンコの文句は全然腹が立たない。

言われて仕方ない部分もあるし、言うだけ言ったら後はサッパリしてるし、今となってはなんなら爽やかささえ感じられる。

 

それでも働き始めてすぐの頃は

「なんでこんなに文句ばっかり言われなきゃいけないんだ」

とムカついてた時もあった。

 

だからこう考えることにした。

「これはきっと沖縄の方言なんだ」

と。

オレには文句に聞こえるけど、沖縄の人はこういう話し方が普通なんだろう、と。

 

沖縄が大好きで、渡嘉敷島が大好きでこの島にリゾートバイトに来たんだから、この方言も受け入れなきゃ島では暮らせないぞと。

 

まあ、今のところジュンコ以外にそんな話し方をする人は島で見たことないけどね(笑)

 

でも、オレも働き始めて1ヶ月。

仕事にも慣れて来て、朝からジュンコに怒られることも少なくなった。

そうなったらなったで、なんだか物足りない(笑)

朝っぱらからジュンコの喝が入らないと、調子が狂う。

オレ、ドMなのかもしれない😆

リゾートバイト報告 第2弾

渡嘉敷島に来て早2週間。

渡嘉敷島はもう真夏です。

これは職場のホテルからの景色です。

こんな綺麗な海を横目に汗だくで働く日々です。

こんなに全身汗みどろになって何かをするのは高校時代の部活以来かも・・・なんてお気楽に構えてたら脱水症状なのか体調を崩しました。

めちゃめちゃ頭痛いし、鼻水ダラダラ流れるし。

この暑さにまだ体が順応してないんでしょうね。

離島での体調不良は想像以上に心細いものです。

 

それでもこの2週間の間にもうすでに2人の友達が渡嘉敷島まで会いに来てくれました。

1人目は那覇在住の友達。

1泊で来てくれたので夜は居酒屋で飲み、翌日はビーチでのんびり。

長いこと雨ばかりの渡嘉敷でようやく晴れたその日に友達とビーチに行けて最高の憂さ晴らしになりました。

ドラム缶か! てかアングルに悪意が(笑)

 

そして「慰霊の日」の今日。

渡嘉敷島に来てすぐ、街の掲示板に

コレを見つけて、どうしても参加したくて休みをもらってたんです。

渡嘉敷島で暮らすなら渡嘉敷島の歴史も知りたいと。

 

そしたら今日の朝の9時過ぎに

「突然だけど今フェリーで渡嘉敷島に向かってるんだけど、今日は仕事だよね?」

と東京の友達からメールが。

「え?今日?今から?」と返すと

「そう。9:40に着く」とのこと。

 

「今日は休みなんだけど、慰霊の日で渡嘉敷島の歴史に関する講演会を聞きに行くから一人でビーチを楽しんでて。港に帰ってきたら会おうよ」

とメールすると

「え?オレもその講演会に行ってみたい。飛び入り参加できる?」

と返事が来て、思いがけず友達と共に講演会に参加することに。

役場の会議室は満員御礼。

特に我々県外からの参加者は過去にいなかったらしく、すごく歓迎されました。

 

講演のあとはマイクロバスで「資料館」と「集団自決跡地」の見学にも連れて行ってくれて、参加者全員で黙祷を捧げました。

講演会終了後、渡嘉敷島に来たならビーチに行きたいんだろうと思って、どうやって連れて行こうかと考えていたら

「ビーチには行かなくていいから、この周辺を散策しようよ」

と友達が言う。

「ビーチはいつでも行けるけど、こんな機会でもないと渡嘉敷島の集落の散策なんて出来ないから」

とのこと。

 

なるほど。それもそうか。

オレもまだちゃんと散策出来てないし、それは嬉しい提案かも。

と港地区を散策することになった。

 

資料館で貰ったパンフレットを片手に「こっちこっち」と道案内してくれる友達。

極度の方向音痴のオレにとっては願ってもないナビゲーター。

カメラ目線のヤギ

たくさんの御嶽(うたき)が点在してました。

 

友達のおかげでいま自分が暮らしてる周辺の地理や文化的資源を知ることが出来て、とても有意義な散策になりました。

 

そしてあっという間に帰りの高速船の時間に。

船に乗って那覇に帰る友達を、港で見送るこの時間がたまらない。

ああオレはいま渡嘉敷島で暮らしていて、那覇に帰る人を見送る立場になれたんだなぁと実感できるこの瞬間が。

お前らに手を振ってるんちゃうわ!外人!(笑)

満面の笑みか~い!まあそれだけ楽しかったならお前らにも振ったるがな😆

 

さあ、明日もまた仕事!

脱水にならないように気をつけて、次の休みまで頑張ろう💪

来週も再来週も、1週間に1人のペースで友達が来てくれるのがめちゃくちゃ励みになってます🤗

 

 

リゾートバイト報告 第1弾

渡嘉敷島入りした翌日が初仕事でした。

清掃&送迎のスタッフとしての雇用です。

要するになんでも屋(笑)

そんなリゾートバイトの初日から4日目まで日を追って紹介しますね。

 

まずは初仕事の1日目。

8:50に公民館前で送迎車にピックアップしてもらい、とかしくビーチにある職場へ。

3食分のお弁当を受け取り、清掃スタッフの休憩室も兼ねたリネン室へ。

4日前に来たという女性と共に「はがし」という作業をする。

「はがし」とはチェックアウトした部屋のシーツをはがし、タオルやらゴミやらを回収するだけの役割。

「はがし」が終わった部屋を、今度は掃除係の人が掃除機をかけたり水周りを磨き上げたりシーツを掛け替えたり、と分担するようだ。

新米は「はがし」から始めるのが決まりらしい。

 

でも梅雨末期で連日雨ばかりだから宿泊客もまばら。

そんなに清掃する部屋もない。

階段掃除、ゴミ集め、タオル畳み、コップ洗いなどなどをやったら、もう特にやることもない。

正直めっちゃ楽チン(笑)

たぶん9時から12時までの3時間で正味働いたのは半分くらい?

4日前に来たという女性(たぶん同年代)とリネン室で

「これならこの時給でも頷けるよね~」

と笑いながらおしゃべりタイム。

さすが島だわ~。島時間だわ~😍

 

午後は送迎係としての練習で、トラックに乗ってフェリーで港に届けられた荷物を受け取りに行ったり、ゴミ収集所の場所、ガソリンスタンドでの給油の仕方、お客さんを送迎する場所の何ヶ所かを巡った。

 

何十回も来てる渡嘉敷島なのに

「え!?こんな場所があったの?😳」

と驚いたり

「大好きな渡嘉敷島を、まさかトラックを運転して走り回る日が来るなんて~!」

と喜びに打ち震えたり、とめちゃくちゃ楽しい時間を過ごす。

 

しかもホテルに戻ったら

「今日はもうやることないから上がって下さい」

と言われ14:30で仕事終了。

なんか、サイコーなんですけど(笑)

 

そして2日目。

昨日は休みだった清掃スタッフのボス、ジュンコが登場した事で、昨日ののんびりムードは無くなりかなりこき使われた(笑)

まあ、そりゃそうだろな。

昨日がおかしかったんだろ😆

 

でも清掃の方は全然良いんだけど、送迎係としての仕事の一部であるゴミ捨てをやらされた時が最悪だった。

ホテルの裏手にゴミ捨て場があり、そこには山盛りのゴミが溜まっている。

それをトラックに積み込んで収集所まで運び込むんだけど、そのゴミ捨て場はゴキブリ天国。

沖縄だもんね。暑いもんね。生ゴミだもんね。そりゃ好きだよねゴキブリ。

ゴミ袋を持ち上げるたびにゴキブリがワーっと逃げる。それはそれはおびただしい数😱

キモい!キモすぎる!

でも仕事だもの、そんなことは言ってられない。

嫌なことだからこそ早く片付ける、という主義のオレはゴキブリが見えても見えないフリで次から次にゴミをトラックに積んだ。

すると腕に何やら動くものが。

見るとゴキブリがオレの腕を這って、顔の方に向かって来るではないか!

「ギャーっ!!!」

と腕も脚も全身ブルブル振り回して何とか追い払った。

傍から見たら面白いダンスだったと思う。

で、積み込んだら終わりかと思ってたら、

「じゃあこのゴミ捨て場を水で洗い流して」

と先輩バイトからのお言葉が。

まだまだウヨウヨしてるゴキブリごと水で洗い流してゴミ捨て場を綺麗にしなければならないらしい。

もうおじちゃん涙目ですよ・・・😣

でももちろんやりましたよ、お仕事ですもの。

 

そんなこんなでこの日の仕事終わりは16:30。

でもなんと次の日は休み。

2日働いただけでもう休み。

たぶん初めは緊張してるだろうからというホテル側の配慮なんだろう。

 

明日が休みならそりゃあ飲みに行くしかないでしょう😆

それがこないだ書いた居酒屋デビューだったのです。

 

そして3日目。

休みなのにどんより曇り空。

曇りでもビーチに行くか悩んだけれど、ビーチは見送った。

しなければならないことがあったから。

洗濯と布団干しと掃除機かけ。

丁寧な暮らしを自慢するナチュラル女性みたいだけど、全然そんなことではなくて。

 

とにかく痒くて痒くて寝れないわけ。

たぶん支給された布団や畳にダニがいるんだと思う。

だからシーツ類を全部洗って、布団も干して叩いて、ダニアースを部屋中に撒いて、掃除機かけをしたかったわけ。

 

天気が悪くても風ですぐ乾く。

はじめから何だかじっとりしてたシーツもパリっとサラサラ。

これだよコレ!ああ、気持ちいい。

おかげで夜もぐっすり寝れました。

素敵な休日😉

 

そして4日目の今日。

いろんな初めてがあった1日。

いつもはつっけんどんな言い方をする清掃スタッフの準ボス・ハルミから

「やながわさ~ん、ちょっと来て~」

と満面の笑みで呼ばれた。

「はい、はい、なんですかー?」

と行くと、

「ネズミが死んでるの。取れる?」 

と言う。

「え?え?えーー!?😱」

無理です!無理です!と言いたかったけれど、それを言わせない圧がハルミにはある。

 

「・・・やって・・・み・・・ます😣」

と言うしかない。

呼ばれた部屋に行くと、もう部屋に行く前からすごい異臭が漂っている。

「奥のベッドの下にいるから!」

とだけ言うとハルミは一歩も部屋に入ろうとしない。

おそるおそる奥のベッドまで行くと、横たわってました。

デロ~んと。中型のチュウチュウが。

雑巾を2枚重ねて死骸を掴み(ギャーっ!良くやったオレ!)ゴミ袋に入れ終わるも、死骸があった場所にはその形そのままの体液溜りが。

それを告げると

「それも全部拭き取って!消毒液も振り撒いて!」

お~いハルミ!

お前はなんもせんのかーい!

全ての処理が終わってようやく部屋に入って来たハルミ。

「はい、じゃあ死骸をゴミ捨て場に捨てたらさっきの仕事に戻って」

って、お~い!!(笑)

 

そして夕方からは送迎デビュー。

それもいきなりの独り立ち。

そりゃ場所は分かるけど、なんの練習もないままで?

それも外人もいるのに?英語も話せないオレが?

不安を抱えたまま港に行く。

しかし名前さえ確認出来れば乗せてホテルに連れてくれば良いだけなので、特に問題もなく。

「まあ、とにかくやってみて。」

という沖縄の懐のデカさを実感😆

 

さてさて明日も仕事。

明日は何が起こることやら。

イヤな事もやらされるけど、とりあえず楽しくやってます。

 

これ読んで

「リゾートバイト、興味あったけどやっぱりや~めた」

って人がいなければいいんだけど(笑)

 

 

渡嘉敷の居酒屋デビュー

働き始めて2日。3日目の今日は休み。

たぶん最初は緊張するからという配慮なんだろう。

 

で、せっかく次の日が休みなんだからと渡嘉敷島の居酒屋デビューをすることにした。

 

港地区には何軒かの居酒屋があって、どこにしようか迷ったけれど、渡嘉敷島に入る前に那覇で飲んでた時に

「昔の知り合いが渡嘉敷島の港の近くで居酒屋やってるから興味があれば行ってみて」

と言われた事を思い出し、デビューはその店に決めた。

 

「マリンボックス」という店の場所は調べずに港に向かった。

狭い島だ。居酒屋なら看板も大きく出てるだろうと。

しかし港の船着場まで歩いてもそれらしき看板も店もない。

あれれ?とキョロキョロしていた所に向こうからおじさんが歩いて来た。

 

「すみません、マリンボックスという居酒屋がこの辺にあると聞いたんですけど」

と声をかけると

「向こうに黄色い看板が見えるでしょ。その少し先にありますよ」

と教えてくれた。

まだ先だったのか。船着場の向こうには行ったことがなかったからなーと思ってたら

「わたしも今からその店に行くところなんで一緒に行きましょう」

と声をかけてくれて、5分くらいの道のりを一緒に歩いた。

 

渡嘉敷島が大好きでリゾートバイトで一昨日から来てるんですと話すと

「どこで?」

と聞かれたので

「マリンビレッジです」

というと

「ああ、○○ちゃんのトコね」

とさすがは島民。何でも知ってる。さらに

「那覇の友達にこの居酒屋を紹介されて。マスターが知り合いらしくて。」

と話すと

「ああ、○○さんね。わたし同級生ですよ」

と笑う。

またまた狭い島あるある。

 

そして店に着くとドアを開けて、お先にどうぞという仕草。

なんてダンディーなんだ、島の男!

 

店内は広々としていて明るい内装。

オレは一人だからカウンターへ。

案内してくれたおじさんは仲間との待ち合わせだったようで大人数が待ってる奥のテーブルへ。

 

てっきりこの人も一人飲みだと思ってたので少しガッカリ。

島の人といろいろ話しながら飲みたかったから。

 

でもカウンターなので目の前に女性店員さんが。

忙しくなさそうな時を見計らって話しかけてみる。

気さくで愛想のいい人だったので

「あの方にここまで案内してもらったんですよ」

と話したら、小声で

「あの人、村長さんですよ」

と教えられてビックリ😳

まさか村長さんにエスコートしてもらってたなんて(笑)

 

そしてここのマスターも優しい笑顔のイケおじ島人。

○○さんに紹介されて来ましたと伝えると

「うわぁ、懐かしいなー」

と喜んでくれて、

「その人に写メを送りたいから一緒に写真撮ってもらえますか?」

というと「もちろん」と一緒に映ってくれて、その場で友達に電話して盛り上がった。

5ヶ月いるんでこれから何回も来させてもらいますね、と帰り際に伝えると

「うちは貸し切りがあったり、当日だと入れない事もあるからあらかじめ連絡して」

とLINE交換もしてくれた。

 

飲み放題で2時間ビールをしこたま飲んで、ほろ酔いで寮までの道を歩きながら、

そういえば渡嘉敷島で出来た、初めてのLINE友達だったんだな~と気づいて嬉しくなった。

ついに渡嘉敷島入り!

とうとう本日、渡嘉敷島に入りました。

昨夜から風が強く、今日のフェリーが欠航にならないか心配でしたが、なんとかギリギリ自分の便までは運航してくれました。

午後便は欠航だったみたいです。

しかも昨日はフィリピン沖地震の影響で津波注意報が出て全便欠航だったので、やっぱりラッキーです👍

 

フェリーはかなり揺れましたが、天気が悪いので乗客も少なく、いつもは甲板で風に吹かれるのが好きな自分も1階の雑魚寝スペースで横たわってのんびりと渡嘉敷島を目指しました。

到着してからはホテルの送迎バスに乗って一旦職場に行き書類手続きを済ませ、自分よりひと足先に到着していたスーツケースと共に5ヶ月間お世話になる寮へ案内してもらうことに。

雨でも綺麗なとかしくビーチはやっぱりスゴい。

 

いや実はこのスーツケース、ホテルに何度か確認しても「まだ届いてないですよ」と言われて不安だったんですが、なんとか間に合ったみたいで一安心。

バレないだろうと入れた液体が、やっぱりエックス線で引っかかって、空路ではなく陸送&船便になってしまったみたいです。

恐るべしエックス線検査!😱

 

そして案内された寮は、聞かされてた通りの年季の入り方。

古い!ボロい!狭い!😆

トイレとシャワー完備と言われたけど、

まさかの

こういうタイプ。

シャワー浴びたら全部がびちゃびちゃになる系・・・😣

ま、部屋にあるだけありがたいと思わないとね。

 

スーツケースの中身を出して片付けて一息ついたあと、トイレットペーパーやら洗濯用洗剤やら生活必需品を買うために、目と鼻の先にあるJAへ。

そのあとで散策してみて分かったけれど、もう一件あったコンビニもどきの店よりもJAの方が全般的に安かった。

近いし、酒もつまみもタバコも野菜もなんでもあるからもう買い物は5ヶ月間ここ一択。決まり!

 

散策してみて分かったのは、自分が住むことになった寮は港地区の中心地にあるらしいこと。

村役場も(お世話にはならないと思うけどw)

中央公民館もすぐ近く。

たぶんオレは渡嘉敷銀座に住んでるようです(笑)

 

寮の外観はこんな感じ。

1階におそば屋さんがあるから、休みの日に食べてみよっと🤗

 

さて、いよいよ明日は初仕事。

今日の説明では、まず送迎やらホテルの外整備とかの仕事から始めるらしいけれど、果たして58歳のおじさんにつとまるのか?

 

まずは明日のために腰のコルセットも準備して寝ることにします😊

がんばれる約束

4つ上の姉がここのところ体調を崩している。

 

自分にとってはもう唯一の肉親だ。

先月、食道に出来たポリープ(7つもあったそうだ)の除去手術を受け、1週間ほど入院した。

しかしそれは今月中にも行われる予定の、肝臓がんの手術のための前準備という位置づけのものだ。

 

自分の家系は肝臓が弱点なのか、父も母も肝硬変を経て肝臓がんを患って亡くなった。

腹水が溜まり、足がパンパンにむくみ、幸い黄疸は出なかったが、二人とも全く同じような経過を辿った。

「いつもケンカばかりしてた二人なのに、変なところで仲が良いんだから」

と、残された者で笑ったものだ。

 

そんな中での姉の肝臓がんだ。

いまのところ腹水も溜まってないようだが、レントゲンを写した画像を見せてもらった際には

「え?こんなに大きいの?」

と、親指の先くらいはありそうながんの大きさに驚いた。

 

でも幸いなことに、まだステージ1にもならないような初期段階のがんとのことなので、早めに除去してしまえばそれほど心配はしなくていいらしい。

 

それでもやはり心配は心配だ。

 

「新橋の烏森神社のがん封じのお守りが効くぞ」

そんな話を耳にしたのは、居酒屋でバイトしていた時だった。

カウンターで飲んでいたサラリーマン2人組の会話だった。

カウンター越しの流し場で汚れものを洗っている時に聞こえて来た。

 

「去年オレ、がんの手術をしたんだけど、そのときに烏森神社のお守りのことを聞いて、手術の前に自分でゲットして来てさ。そのおかげかどうかはわからないけど術後の経過も良くて、こうやって飲めるようにまでなったんだよ」

 

ちょうど姉から「そのうち肝臓がんの手術を受ける」と聞いたばかりだったので、もってこいの情報だった。

こういう”タイミングの良い偶然”みたいなものには、目に見えないものの働き的なことを感じてしまうオレは、姉の手術に合わせて新橋の烏森神社まで足を運んで、がん封じのお守りをいただいて来て、

「ここのお守りの効き目は絶大らしいぞ」

と、やや話を盛って渡した。

病人には、まず安心を与えないとね。

 

そして先月末、食道のポリープ除去手術を終えて姉が退院した。

1週間ほどの自宅療養を経て、家に線香を上げに来てくれた。

「そろそろなんでも食べられるし、あんたも来月上旬には沖縄に行っちゃうんだから、美味しいものでも食べに行かない?」

と言う。

 

「なにか食べたいものあるの?」

と聞くと

「うなぎ」

と即答する姉。

 

母とそっくりだな、と思う。

母もうなぎが大好きで、具合が悪くなって歩くのが辛くなってもうなぎを食べたがった。

たとえそれが一口二口しか食べられなくても。

 

姉は母のことを嫌っていて、生前はほとんど家に顔を出さないほどだったので、そっくりだなんて言ったら気分を悪くするかもと思い、口に出さずにいたのに

「だんだん、似てくるものね」

と自分から切り出した。

そうか。自分でも感じてるんだな、と微笑ましくなる。

 

「いいよ、うなぎ。行こう」

ということで、今日行って来ました。

沼津まで。

姪っ子(姉の2番目の娘)と一緒に三人で。

 

家から高速で行けば1時間もかからずに着ける沼津に、

「何年か前に一度だけ行った店がすごく美味しかった」

という店があるとのことで向かったは良いけれど、場所もおぼろげ、店名も分からないという姉と姪っ子。

 

「たしかその時に撮った画像があると思う」

と姪っ子がスマホをいじってようやく見つけた画像には、食べ物しか写っておらず店名も分からない。

さて困った。どうしよう。

とセブンイレブンの駐車場に車を止めて黙り込む三人。

 

すると姪っ子が

「お!お!おおお!」

と突然声を上げたので

「どうした?」

と聞くと

「画像をいじってたら撮影した日時と店名が出て来たーー!」

というではないか。

 

今はそういう時代なんだねー。

いやぁ、助かります。若いチカラ。

俺と姉だけだったら間違いなく辿り着けなかった。

でも姪っ子も

「こんな機能があるなんて初めて知った」

と言ってたけれど(笑)

 

しかもその店はセブンイレブンから10分程度で行かれる距離。

ラッキー!

「でも定休日だったりして。火曜日だから可能性あるよね」

なんて言いながら向かって着いた瞬間、

「あー、ココ!ココ!あー!のれんも出てる!」

と姉が嬉しそうな声を上げる。

 

店に入ると

「今日は団体のお客さんでいっぱいで・・・」

と一回は断られ、しょぼくれて車に戻りかけていたら、店員さんが追いかけてきて

「奥のお座敷を一部屋だけ空けましたので、よかったらどうぞ」

と言ってくれて、無事に入店。

写真から店名を見つけられ、定休日でもなく(水曜定休だった)、入れないはずの状況でも入れてくれて、姪っ子は

「奇跡!奇跡の連発~!」

と喜んでいた。

 

まずは小鉢の盛り合わせ 

うなぎ蒲焼 天ぷら 刺身 茶碗蒸し 肝吸い 全部美味し!

 

出て来た料理は豪華で、味も素晴らしく

「コレ!コレ!この味。変わってない!」

「美味しい~」

と姉と姪っ子、大喜び。

オレも以前すごく生臭い肝吸いを飲んでから肝吸いが苦手だったんだけど、こんな美味しい肝吸いは初めて飲んだと思うほど。

もちろんうなぎもフワフワで生臭さは一切なく、タレもしつこすぎない甘さで最高。

天ぷらは揚げたてでサクサク。茶碗蒸しの塩味もちょうどよく、店員さんの対応も親切丁寧で、すべてにおいて大満足。

 

「すごい!お母さん、ごはん完食できたじゃん!」

と姪っ子が驚いている。

なんでも退院後、食欲が戻らずご飯もほんの少ししか食べられてなかったという。

「もうお腹いっぱい~!でもなんか元気出て来たわ~」

という姉の満足そうな顔。

 

俺が沖縄から帰ってくる頃には、肝臓の手術をした体も元に戻っているだろうから、そしたらまたお祝いでここに来よう、と約束した。

「楽しみが出来ると頑張れるわ」

と姉も喜んでいた。

「でもアタシの手術よりも前に、アンタが音を上げて帰って来てる可能性もあるけどね」

という憎まれ口も忘れなかったけれど(笑)